ハンドホールに従事すること。

その船が沈む時。

 

好みと好まざるとに関わらず船が沈む時が来る。

きっとそれは偶然かもしれないし必然かもしれない。

 

その時僕たちは刹那に決断を迫られる。

 

この表現は幾分比喩なんだけれど、今ある環境が「ずっと」続くとは

限らない。

バレてない隠し事は今バレていないだけで将来的にそうであるとは断定できない

ように。

 

だからそこに決断を迫られるのだけれど、それが今現時点なのか、明日なのか、

それとも明後日なのか?

 

いえ、3ヶ月後かもしれない。

 

それは近いか遠いかの違いだけであって、けれども時期だけの問題だと思う。

 

だから僕たちは警戒しディフェンス力を高めてしまう。

 

それは出来ないな、それは割りに合わないな、とか。

 

けれども少しだけ踏み出してみる。

人が取り組まないその決断。

人が試行しないような割りの合わない作業。

 

体験してみる。

 

だからハンドホールはシンプルで奥が深いと思ってしまう。